公認会計士試験の勉強に必要なもの
公認会計士の勉強のために買ったもの・使ったものの紹介です。
1.電卓
簿記系の資格である会計士試験において必須となる電卓。私が使用していたのは「Canon HS-1220TUG」でした。といっても、この機種にこだわりがあったわけではなく、在職時に使用していたものをそのまま使っていただけです。
電卓については、試験で使用が認められているものであれば、特にどれでもいいかとは思いますが、最低限の条件を挙げておくと、①「M±」、「RM/CM」といったメモリー機能があること②できるだけ音が静かなものという2点かなと思います。
①については、簿記において数値の集計などを行う場合に必須となるため、電卓を選ぶ際に確認してください(ほとんどの機種に搭載されていると思いますが)。
②については、予備校などの自習の際に周囲に迷惑をかけないために必要となります。ただ、TACでは電卓の使用が禁止されている自習室などの配慮もあるので、過度に気にする必要はないかと思います。
結論から言えば、電卓はわりとどんな機種でも自分の好きなもので大丈夫ということになります。予備校では、専用の電卓としてやや高価なものが売られていますが、必ずしもそれを購入する必要はないと思います。
Canon 12桁電卓 HS-1220TUG SOB グリーン購入法適合 千万単位表示
- 出版社/メーカー: Canon(キヤノン)
- 発売日: 2011/11/24
- メディア: オフィス用品
- 購入: 6人 クリック: 7回
- この商品を含むブログを見る
2.耳栓
簿記・会計士の試験では、受講生が電卓をたたく音が試験中に響いています。この音、気にならない人は問題ありませんが、気になる人は耳栓で対策する必要があります(試験のルールでも耳栓使用は認められています)。
私個人は、気になるときと気にならないときがあるという感じでしたが、常に毎回同じ状態で安定して試験を受けられるように、自習時から耳栓を常に使用していました。自分の耳の大きさにあったものを見つけましょう。
3.ボールペン&修正テープ
論文式試験は、その名の通り記述式の試験ですが、大学受験などとは異なりボールペン又は万年筆により記入しなければなりません。そのため、鉛筆による試験のように、消しゴムでちょこちょこと間違いを直すということが出来ないので、答練のときからボールペンと修正テープで答案作成していくことに慣れておく必要があります。
ボールペンについては、個人的に細いペンの方が書きやすく感じたので、0.3のものを使っていました。結構消費が早いので、まとめ買いしておくことをお勧めします。
4.法令基準集
論文式試験において、一部の科目で配布される法令基準集。使用が必須となるのは企業法と租税法。使用することがあったりなかったりというのが監査論。実際ほとんど使用しないのが会計学(午後)です。
試験において配布されるものと同じ内容の基準集が毎年3月頃に販売され、予備校などで入手することが出来ます。1冊1,600円くらいだったと思います(もう売ってしまったので手元にない)。
本番と同じ状態で答練や模試を受講するために、基準集は極力最新のものを入手した方がいいと思いますが、合格した先輩がいる方は、1年前のものをただでもらったりしてもいいかもしれません。ただその場合は、企業法・租税法の改正された部分には気を付けましょう。